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けん玉がKENDAMAになった!  日本劍球風靡世界!
(地球村生活日語月刊高級文章2015年3月號)

 子供から大人まで幅広い年代に愛されている遊びに、けん玉があります。十字型をした剣と穴の開いた玉が1本の紐で繋がった道具を用いて、手軽に遊べます。日本では江戸時代から親しまれているそうです。そんな多くの人にとって馴染み深い遊び・けん玉ではありますが、一方ではちょっと古い、見慣れすぎている、遊び方もそんなに1代わり映えがしない、といった面もあることは確かです。そのため現代の子供たちにとっては、2目新しいゲームの方が魅力的に3映るのも仕方がないことかもしれません。
在受到從小孩到大人廣泛世代喜愛的遊戲之中,劍球就是一項。用十字形的劍與開洞的球以1條繩子連接的道具,輕易地就能玩。在日本據說是從江戶時代就為人所熟悉。那般對許多的人而言相當熟悉的遊戲·劍球,一方面的確也有有些陳舊、看太習慣、遊戲方法也沒怎麼改變之類的面相。因此對現代的小孩而言,新奇的遊戲看起來比較有吸引力或許也是無可奈何的。

 そんなけん玉の世界で、近年⒜何やら新しい動きが出てきているようです。けん玉ならぬKENDAMAです。これは今まで日本で親しまれてきたけん玉に新たな息吹を吹き込むかのようです。発端は2010年頃、日本でけん玉と出会い興味を持ったアメリカ人の若者が、そのけん玉を自国でもやろうとしたことからだといいます。そしてけん玉を独自で自由に表現していこうと試みました。それは、ストリートパフォーマンスです。ヒップホップ系の音楽に合わせて技を繰り広げていく様子を動画にして投稿したところ、世界各地で人気となっていったそうです。これがまさに遊びとしてのけん玉がかっこいいスポーツとしてのKENDAMAへと変化した瞬間です。この新たなKENDAMAではカラフルなけん玉道具を投げたり4くるくる振り回したりしてより5アクロバチックな表現をします。新しい技も次々に生み出していて、そんなKENDAMAのプロパフォーマーも生まれています。また森の中や山の上といった自然の中でKENDAMAの6華麗なパフォーマンスをするという人もいます。見ているだけでKENDAMAの魅力にどんどん引き込まれていきます。
在那樣的劍球的世界,近年總覺得正逐漸出現新的動向的樣子。就是非劍球的KENDAMA。這就是好像在至今於日本一直為人所熟悉的劍球中注入新的氣息一般。開端據說是2010年左右,在日本與劍球相遇並感到興趣的美國年輕人,打算在自己的國家也要玩那劍球這件事而來。然後試著將劍球獨到地自由表現出來。那就是街頭表演。聽說是把配合嘻哈系的音樂來進行特技的樣子弄成動畫並投稿,結果就在世界各地受到歡迎。這真是處在遊戲地位的劍球變化為帥氣運動KENDAMA的瞬間。在這新的KENDAMA是會拋扔色彩鮮豔的劍球道具,或是滴溜溜地揮舞而做出更加雜技般的表現。新的特技也陸續創造出來,那樣的KENDAMA之職業表演者也在誕生。此外也有在森林中或山上之類的大自然之中做KENDAMA華麗表演的人。光是看著就會越是被KENDAMA的魅力吸引進來。

 KENDAMAは、7更なる動きも見せています。海外で8ブームとなったKENDAMAが日本に9逆輸入されているのです。アメリカや欧州で人気となったKENDAMAが日本の若者の目にも非常に魅力的に⒝映るのはいうまでもないでしょう。沢山のプレーヤー達が各地で技を競い合ったり、披露し合ったりしています。そして日本でのけん玉とKENDAMAの融合も進んでいます。日本けん玉協会の会長はKENDAMAにとても理解を示しています。このブームはけん玉が本来持つ自由さが非常に発揮されていて、誰でもどこからでも入っていけるのでとても良いといっています。
KENDAMA也正呈現更進一步的動向。就是在海外成為熱潮的KENDAMA正在往日本逆向輸入。在美國及歐洲受到歡迎的KENDAMA在日本年輕人的眼中看起來也是非常有吸引力是當然的吧。很多的玩家們在各地相互比賽或是相互發表特技。然後於日本的劍球與KENDAMA之融合也在正在進展。日本劍球協會的會長對KENDAMA也表示著相當的理解。說到這陣熱潮將劍球原本擁有的自由感充分地發揮,無論是誰從哪裡開始都可以所以是非常好的。

 ちょっと懐かしい遊び・けん玉が世界中の若者達によってよりオシャレなスポーツ・KENDAMAとして楽しまれるようになってきている昨今、このブームはただのブームで終わらない10様相を見せています。KENDAMAの人気はまだまだ広がりそうです。
有些令人懷念的遊戲·劍球藉由全世界的年輕人們正在逐漸變成以較時髦的運動·KENDAMA而被享受的最近,這陣熱潮呈現著不會以單單的熱潮告終之形勢。KENDAMA的人氣似乎還將蔓延下去。

⒜「なにやら〜」:
「なにやらA」の形で、「なにかわからないがA」といった意味になる。確かなことは言えないが、理由ははっきりとわからないがAであるということを表したい時に用いる表現。それとは明確に示すことができないことを意味する。

[ 例 文 ]
⑴父はずっと黙ったままでいるが、何やら言いたいことがあるらしい。 
⑵今夜は何やら天気が荒れ模様になりそうですね。

⒝「動詞/い形容詞/な形容詞連体形+のはいうまでもない」「名詞辞書形・節+はいうまでもない」:
「A(の)はいうまでもない」の形で、「Aは常識だ」といった意味になる。常識から考えて当然のこと、わかりきったこと、誰もが認めていることであると認める気持ちを表す。Aに名詞・な形容詞現在肯定形が入る時は、「辞書形+であるのはいうまでもない」ともなる。

[ 例 文 ]
⑴親孝行するのはいうまでもないが、親が元気なうちにはなかなかできないものでもある。
⑵夫が妻に手を上げるのはいうまでもなく、してはいけないことです。

1.   代わり映え 0  〈名〉改變、替換得更好
2.   目新しい 5 〈い形〉新奇、新穎、不常見
3.   映る 2   〈自〉看起來、映照;相配、相稱
4.   くるくる 1 〈副〉滴溜溜地(轉)
5.   アクロバチック 5 〈形動〉雜技的、雜技般的
6.   華麗 0   〈形動・名〉華麗、富麗
7.   更なる 1 〈連体〉更加、更進一步
8.   ブーム 1 〈名〉   熱潮
9.   逆輸入 3 〈他・名〉 (出口以後)又再進口、再輸入
10.   様相 0   〈名〉樣子、情況、形勢

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